飼育方法 - breeding -

アリを採集したら、飼育をしてみよう!市販のアリ飼育グッズを使わなくても、観察しやすい飼育器を作ることができます。

※ ご不明な点は、お問い合わせください。


アリの家を作る

[1]土の中に巣を作るアリ

(材料)① 石こう

    ②活性炭(かっせいたん)

    ③飼育ケース(ふた付き)*

             *100円ショップで売っているもので十分

    ④透明シート**

     **クリアケース(透明)でも可

    ⑤水

  

(道具)①いらない容器

     (2Lのペットボトルの下半分)

    ②スプーン(大)


(方法)①ペットボトルに石膏、活性炭、

             水を入れる。

    ②①をスプーンで混ぜる。

      (ブルガリアヨーグルトの柔らかさになるよ

        うに調節する)

    ③②を飼育ケースに厚さが約2 cm

     になるように入れる。

    ④完全に固まる前に巣穴を作る。

     ※ 例えば、縦・横5 cm×深さ1 cmになるよう

        にスプーンで石膏を掘ると簡単にできる。

    ⑤2~3時間放置する。

      (石膏と水を混ぜると発熱するため)

    ⑥巣穴を透明シートで覆う。

      (透明だと巣の様子を観察できる)

    ⑦完成

①容器に入れる

③入れる

⑤2~3時間放置

⑥透明シートを巣穴に

 かぶせて完成!

②まぜる

④巣穴を掘る


アリを飼う

(エサ)①砂糖水白砂糖をまぜたもの)

    ②ミルワーム(生きたものが良い)

(温度)25℃前後が良い。

      沖縄本島のアリは27℃が良い。

     夏)涼しい場所で飼育

     冬)暖かい場所で飼育

      ※温度設定ができる恒温器*があると、

                    安定して飼育することができます。

        *写真の恒温器は例です。


(エサやり)

    ①透明シートを切る(1cm ×1cm)

    ②脱脂綿を丸め砂糖水につける。

    ③②を①の上に載せる。

    ④③を飼育ケースの中に置く。

    ⑤ミルワームをハサミで切る。    ⑥⑤を飼育ケースの中に置く。

    ⑦2~3日ごとに新しいエサに変え

      る(砂糖水とミルワーム)

    ⑧石膏床が乾いてきたら、スポイ

     トで水を数滴たらす。

 

 



<市販の飼育ケース>